新要素

討鬼伝から討鬼伝へは、基本的にデータをほぼそのまま引き継ぎが可能です。

詳しくは、以下の公式サイトのページに説明があります。

公式サイト　データ引き継ぎ情報

データの引き継ぎは、PSPとPSVitaでそれぞれ可能ですが、

○　PS Vita同士
○　PSP同士
○　PSP　→　PS Vita
☓ PS Vita → PSP

というように、PS Vitaから　PSPへのデータ引き継ぎだけはできないので注意が必要です。
引き継ぎ手順としては、ゲーム開始時に表示されるメニューの「データ引き継ぎ」から簡単に行うことができますが、PSPからPS Vitaにデータを引き継ぐ場合、事前にパソコンかPS3を使って、セーブデータをPSPからPSVitaに移す必要があります。

また、討鬼伝をプレイしたことがない方の場合でも、体験版をプレイしている方の場合は、体験版のデータを製品版へ移行が可能です。
※ 体験版のセーブデータ移行は、PS Vita同士、PSP同士でのみ可能です。

引き継ぎの際には、メニューから引き継いで最初からゲームを開始するを選ぶとデータだけ引き継いでゲームを最初から開始することができ、引き継ぎセーブデータのみ作成して「つづきから」で引き継いだセーブデータからゲームを開始すると、ストーリーの進行度も引き継いでゲームを開始することができます。

討鬼伝では、武器ゲージを最大まで溜めることで「鬼千切（おにちぎり）」という一撃で部位破壊をすることができる必殺技を出すことができたが、討鬼伝極では、仲間との共闘で仲間との力を合わせることで「鬼千切・極（おにちぎり・きわみ）」というさらに強力な必殺技を出すことができる。

その威力は通常の鬼千切よりもはるかに強力で、大型鬼の部位を複数同時に破壊することができる。

鬼千切・極の出し方

討鬼伝・極では、通常の武器ゲージとは別に、仲間の表示の横にある水色の共闘ゲージが溜まっていく。

共闘ゲージは、仲間と同じ部位を攻撃したり、連続で部位破壊をしたり、タマフリで味方を支援したり、戦闘不能になった仲間を救援したときなどにゲージが溜まっていく。
共闘ゲージが最大までたまると、代表者として選ばれたキャラクター名の隣に「極」という文字が表示される。（ソロプレイの場合は操作プレイヤー）
また、共闘ゲージがたまった状態で仲間が近づくと青色の線で仲間が繋がるエフェクトが表示される。
代表者が仲間と青色の線でつながった状態で、代表者に選ばれたプレイヤーが鬼千切のコマンドを出すことで、「鬼千切・極」が発動する。
また、青色の線がつながっている数だけ複数の部位を同時に破壊できる。
※ １本の青い線の場合は最大で２つ、２本の場合は最大３つというかんじ。

鬼千切・極は複数の部位を同時に破壊する効果を持つなど、非常に強力なので有効に活用したい。

討鬼伝極では、通常の任務に加えて、「緊急任務」と「無限討伐任務」と呼ばれる任務の種類が新しくそれぞれ追加された。

緊急任務

受付の木綿に話しかけることで稀に発生する任務だが、どの鬼と戦うかは実際に任務に赴くまでわからない。
また、緊急任務で出現する鬼は通常の鬼よりも強力で倒すのに苦戦する。
しかし、ミタマを入手出来る確率や、獲得できる素材で希少度の高い素材が入手できる確率が高い。

無限討伐任務

研究所での秋水（鬼辞典を見せてくれる人）に話しかけると受けることができる任務で、撤退になるまで制限なく、出現し続ける鬼と無限に戦うことができ、鬼討伐後に合図を出さない限り、延々と鬼と戦うことになる。
討伐数が増えるごとに希少度の高い素材が入手しやすくなり、ミタマの入手確率も上昇する。

討鬼伝では、任務の前に天狐を冒険に出すことで、エリアに応じてランダムでアイテムを拾って来てくれるという要素があった。

討鬼伝極では、討鬼伝でできていたことに加えて天狐システムが大幅にパワーアップしてできることが増えている。
具体的には見た目や声をカスタマイズできる他、ミタマを装着させて冒険に出させることでミタマを成長させることができたり、戦場で出会うこともあるようになっている。

討鬼伝極で天狐が新しくできるようになったこと

おやつで天狐をカスタマイズ

よろず屋で「天狐のおやつ」を買うことができるようになり、自宅で天狐におやつをあげることができる。
おやつの中には天狐の色を替えることができる「団子」と、声を変えることができる「飴」があり、自分好みにカスタマイズができる。

天狐のきせかえ

天狐にさまざまな装束を着せてきせかえができるようになっている。
装束は見た目が変わるだけでなく様々な効果があり、冒険で入手してくる素材が増えたり、装着したミタマの獲得ハクの量が増えるなどがある。

ミタマの装着

討鬼伝極では天狐にミタマを装着させることができるようになった。
天狐にミタマを装着させて冒険煮だすことで、装着したミタマがハクを得て成長する。また、天狐が装着したミタマの時代区分と同じ領域に冒険をしたときに、持ち帰る素材の量が増える。

戦場で出会える

天狐を冒険に出した領域とプレイヤーが向かう領域が同じだったとき、戦場で天狐と出会うことが有る。
戦場で天狐に出会うと天狐はプレイヤーについてくるよういなり、ときどき装着したミタマに応じたタマフリをしてくれることがある。

討鬼伝極では、前作で使えたミタマはそのまま使用可能。
また、新しいミタマも当然数多く登場するが、ミタマの種類として「献」「壊」の2種類のミタマが追加されている。

それぞれ、以下のような特徴を持っている。

献（けん）

支援を得意とするスタイル。
このスタイルの時には、自身が得た武器ゲージの一定割合をエリア内の味方に付与する。

ボタン	タマフリ名	使用回数	効果
△	命ノ禊	10	一定時間、味方が受けるダメージをエリア内にいる全員で共有する。
○	捨身供儀	2	一定時間、範囲内にいる味方が受けるすべての攻撃を無効化するが、自身の体力が徐々に減少する。
☓	治癒	10	体力を回復する。
□	献身	6	一定時間、範囲内にいる味方の攻撃力と防御力が上昇する。

エリア内の仲間のダメージを全員で分け合うというこれまでになかったタイプのタマフリを使うことができる特徴がある。
全体的に戦闘不能になりにくくなるのが目的のスキルが多いような印象を受けるので「防」や「癒」のスキルとどちらを選ぶかが悩みどころといえそうだ。

壊（かい）

部位破壊を得意とするスタイル。
このスタイルの時に、「鬼」を倒すか部位を破壊すると、一定時間攻撃力が上昇する。

ボタン	タマフリ名	使用回数	効果
△	断祓	5	一定時間、攻撃した部位に鬼祓いの力を付与する。付与された部位が破壊されると即時に鬼祓いが完了する。
○	布都御塊	4	一定時間、武器ゲージ増加量が飛躍的に上昇する。
☓	治癒	10	体力を回復する。
□	鎧割	8	一定時間、表層や部位に対する攻撃力が上昇する

鬼千切を使うためのゲージを溜めるのを早めたり、部位破壊、鬼祓いを補助するタマフリを使うことができる。
前作では「魂」のミタマが部位破壊目的の場合は使われることが多かったが、今作ではこちらの種類のミタマも使われることが多そうだ。